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インデックスレポート復活、レビュー消失は調査中──2026年7月4日の海外SEOまとめ

江 江守義樹
公開 2026.07.04 約5分で読めます

目次

  1. 01GSCの「ページのインデックス登録」レポート、約3週間ぶりに再開
  2. 02クチコミが消える不具合、Googleが「誤削除分は元に戻す」と説明
  3. 03GeminiからGBPを操作できる「Google Business Profile in Gemini」が正式提供に
  4. 04LCP改善が空振りする事例、Mueller氏が「測定対象の食い違い」に注意
  5. 052026年6月のスパムアップデートは展開済み──期間は6月24〜26日

seo-times.news をご覧のみなさん、こんにちは。7月3日から4日にかけて動いた海外SEOとGoogle関連の話題から、現場で押さえておきたい5件を選びました。いずれも一次情報にあたったうえで、事実の部分を落ち着いてお伝えします。

GSCの「ページのインデックス登録」レポート、約3週間ぶりに再開

GSCの「ページのインデックス登録」レポート、約3週間ぶりに再開

停止していたGoogle Search Console(GSC)のインデックス登録レポートが、7月3日に動き出しました。それまで表示は6月11日のデータで止まったままで、最新の状況を追えない期間がおよそ3週間続いていた格好です。復旧後は6月29日時点までのデータが載るようになっています。

止まっていた間は、ページがインデックスされない理由を新しい数値で切り分けるのが難しい状態でした。いまは「インデックス作成」→「ページ」からこれまで通り参照できます。停止していた期間の数字を、そのまま増減の判断材料にしないよう気をつけておきたいところです。

出典:Search Engine Land

クチコミが消える不具合、Googleが「誤削除分は元に戻す」と説明

クチコミが消える不具合、Googleが「誤削除分は元に戻す」と説明

Googleビジネスプロフィール(GBP)で、クチコミが表示されなくなる・新しいレビューを受け付けられない、といった声が相次いでいる件について、Googleが調査中だと認めました。同社の広報は「不審なレビューを見つけた場合、削除やプロフィール上での一時停止など複数の手を打つことがある。現在この問題を調べており、誤って消えたレビューは復元する」と述べています。

なかには評価がゼロにまで落ちたという報告もありますが、スパム側の活動がきっかけなのか、それともGoogleの検知側が反応しすぎたのかは、いまのところはっきりしていません(あくまで仮説の段階です)。いつ収まるかも示されていません。GBPを運用しているなら、急いで手を動かすより、まず状況を記録に残しておくのが無難でしょう。

出典:Search Engine Land

GeminiからGBPを操作できる「Google Business Profile in Gemini」が正式提供に

GeminiからGBPを操作できる「Google Business Profile in Gemini」が正式提供に

GeminiとGoogleビジネスプロフィールをつなぐ「Google Business Profile in Gemini」が正式に使えるようになりました。Geminiの画面から、レビューへの返信文の下書き、営業時間やカテゴリといった抜けている情報の検出と修正、寄せられたフィードバックの傾向の把握、店舗向け投稿や写真の追加などを進められます。

いまのところ対象は拠点がひとつのビジネスで、複数拠点への対応はまだ開発中とされています。個人のGmailアカウントなら無料で、対応言語は42言語(英国とEU/EEAは近日提供予定)とのことです。店舗まわりの決まった作業をAIで軽くしていこう、という流れが読み取れます。

出典:海外SEO情報ブログ(鈴木謙一)

LCP改善が空振りする事例、Mueller氏が「測定対象の食い違い」に注意

LCP改善が空振りする事例、Mueller氏が「測定対象の食い違い」に注意

GoogleのJohn Mueller氏が、LCP(Largest Contentful Paint)の改善が的を外しやすいパターンを取り上げました。題材にしたのは、利用者がトップページのセクションを自由に並べ替えられるECプラットフォーム、Nuvemshopの事例です。カルーセルやバナーのCSSトランジションが表示の検知を遅らせ、ブラウザが本来はLCPでない要素をLCPと判定してしまうため、これまでの最適化が「LCPではない要素」に向けられていた、という指摘です。

対処として示されたのは、上部セクションのCSSトランジションを外すこと、ファーストビューの画像で遅延読み込み(lazy-loading)を使わないこと、そして`fetchpriority=”high”`で優先度を伝えること、の3つです。この事例ではLCPの合格率が57%から96%へ改善したと報告されています。画像を手直しする前に、実際にどの要素がLCPと見なされているかを確かめる大切さを示す内容だと言えそうです。

出典:Search Engine Journal

2026年6月のスパムアップデートは展開済み──期間は6月24〜26日

2026年6月のスパムアップデートは展開済み──期間は6月24〜26日

2026年6月のスパムアップデートは、すでに全世界・全言語での展開を終えています。実施されたのは6月24日から6月26日にかけてで、おおよそ2日間の展開でした。2026年としては2回目のスパムアップデートにあたり、新たなスパムポリシーの追加はありません。

Googleの説明では、今回はリンクスパムやサイトの評判の不正利用に関するポリシーを狙ったものではないとのことです。展開の最中や直後に順位・流入が動いていた場合、この更新が一因になっている可能性があります。6月24〜26日という日付をレポートにメモしておくと、あとに続く変動と分けて考えやすくなります。

出典:Search Engine Journal


7月4日のまとめは以上です。各トピックは一次情報を確認していますが、原因や背景の読み解きには仮説が含まれます。運用の判断は、ご自身のサイトのデータとあわせて進めていただければと思います。

江
江守義樹

一般社団法人 全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント。SEO・コンテンツマーケティングの実務に従事し、検索アルゴリズムの動向・Google公式情報・特許情報の読解をもとに、企業サイトの検索最適化を支援。「SEOニュースブログ」では、一次情報を基準に、断定せず証拠ベースで検索の最前線を読み解く記事を執筆しています。

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