Search ConsoleがSNS・動画の検索データに対応、AI検索のオプトアウト判断は「計測が先」【2026年8月2日のSEOニュース】
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seo-times.newsをご覧いただきありがとうございます。2026年8月2日のSEO関連トピックをまとめました。今回は、Search Consoleで利用できるようになったAI検索機能のオプトアウト設定をどう判断するか、ソーシャル・動画プラットフォーム向けの新しいプロパティタイプ、レビュースニペット関連ドキュメントの追記、そして国内連載で示された「AI回答の見せ方」という論点の4本です。
AI検索のオプトアウト、判断の前に「いま何が表示されているか」の確認を

Search Consoleに追加されたAI検索機能のオプトアウト設定について、Search Engine Journalが実務目線の整理記事を公開しています。
対象となるのは、AI Overviews・AI Mode・DiscoverといったGoogleの生成AI機能への自サイトの表示です。この設定は英国の競争・市場庁(CMA)の要請を背景に英国で先行提供され、米国など他の地域にも段階的に広がっているとのことです。なお、Googleは通常の検索結果のランキングには影響しないと説明しています。
判断の土台になるのはデータです。Search ConsoleのAI機能に関するパフォーマンスレポートは、現時点ではページ・国・デバイス・日付別のインプレッションが中心で、クリックデータは未提供です(今後追加が予定されていると報じられています)。あわせて、NewzDashの調査では、米国のトレンド性の高いニュース系クエリの約15.5%(およそ6件に1件)でTop StoriesがAI Overviewsの中に組み込まれて表示されており、英国では17.46%だったとされています。つまり、オプトアウトはこうした表示機会の放棄につながる可能性があります。
除外の是非を一般論で決めることは難しく、まず自サイトのAI機能経由のインプレッションを実際に確認し、そのうえで判断する——という順序が現実的ではないでしょうか。
ソーシャル・動画の検索流入を測れる新プロパティ「プラットフォーム プロパティ」

Search Consoleに新しいプロパティタイプ「プラットフォーム プロパティ」が加わり、ソーシャルメディアや動画プラットフォーム上のコンテンツがGoogle検索でどれだけ表示・クリックされているかを確認できるようになりました。7月にGoogle検索セントラルブログで発表されたものです。
Search Engine Landなどの報道によると、対応するのはInstagram・TikTok・X・YouTubeの4プラットフォームで、クリック・表示回数・クエリといったパフォーマンスレポートが利用できるとのことです。自社サイトを持たないクリエイターや企業であっても検索経由の流入を数値化できる点が、これまでにない特徴といえます。
また公式ドキュメントの更新履歴によれば、7月29日にはソーシャル・動画プラットフォームコンテンツの分析方法を解説するガイドも追加されています。SNS運用と検索の接点を可視化したい場合は、プロパティを追加して実際のデータを見てみることをおすすめします。
レビュースニペット:偽レビューと非開示インセンティブに関するガイダンスが追記

Google検索セントラルの更新履歴によると、レビュースニペット関連のドキュメントが7月24日に更新され、偽のレビュー、および対価の提供を開示していないインセンティブ付きレビューについてのガイダンスが加わりました。
構造化データでレビューをマークアップしているECサイトや比較サイトでは、レビューの収集経路や開示状況に問題がないか、これを機に確認しておくと安心です。
「AI回答のフレーミング」=デジタルの新しい売り場という視点——海外&国内SEO情報ウォッチ

海外SEO情報ブログ(鈴木謙一氏)で、Web担当者Forumの連載「海外&国内SEO情報ウォッチ」の7月31日更新分が告知されています。
今回の軸となるのは、AI回答におけるフレーミング——つまり情報がどう見せられ、どう提示されるか——が、デジタル上の新しい「商品棚・売り場」になりつつあるという捉え方です。検索結果の順位が購買行動を左右してきたのと同様に、AIによる自社の提示のされ方が影響力を持つ、という整理がなされています。
このほかにも、約2,900万件のデータをもとにしたAI経由訪問者のコンバージョン分析、AI生成コンテンツを「資産ではなく負債」とみなす議論、Search ConsoleのAIパフォーマンスレポートの活用法など、実務に役立つ話題が幅広く紹介されています。時間を取ってまとめて読んでおきたい内容です。
まとめ
AI検索へのオプトアウトは、賛否を先に決めるのではなく、Search Consoleで現状の表示状況を計測してから考える段階に来ています。新しく使えるようになったレポート群を、まずはご自身のプロパティで開いてみてはいかがでしょうか。本日もお読みいただきありがとうございました。
一般社団法人 全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント。SEO・コンテンツマーケティングの実務に従事し、検索アルゴリズムの動向・Google公式情報・特許情報の読解をもとに、企業サイトの検索最適化を支援。「SEOニュースブログ」では、一次情報を基準に、断定せず証拠ベースで検索の最前線を読み解く記事を執筆しています。
